
「伝統芸能は敷居が高い」というイメージを覆す取り組みが、福岡・川端商店街で始まっている。
「はかた舞娘茶屋 わ乃桂のおもて」は、2026年2月のリニューアルに続き、4月8日(水)より朝鍋・和カフェを本格始動。新たに提供されるラテメニューも、和の世界観を気軽に楽しめる要素だ。
朝・昼・夜で異なる文化体験を提供する、新しいスタイルの文化施設として注目されている。
伝統芸能体験施設「はかた舞娘茶屋 わ乃桂のおもて」

「はかた舞娘茶屋 わ乃桂のおもて」は、100年以上の歴史を持つ博多旧市街・川端通商店街に位置し、日本舞踊や三味線、茶道などの伝統芸能を身近に体験できる施設。
「伝統芸能を日常に」というコンセプトのもと、朝・昼・夜で異なる文化体験を提供している。博多で生まれ育った女将によるおもてなしと舞娘による演出、通訳の常駐により、国内外問わず安心して日本文化を体験できる環境が整えられている。
とりわけ、常時茶道体験が可能な点は特徴的であり、気軽に本格的な文化体験ができる場として注目されている。「何ができる店か」が一目でわかる仕組みも導入されており、観光客でも直感的に楽しめる点も特徴だ。
博多の郷土料理を気軽に楽しめる朝鍋を提供
同施設では、朝・昼・夜で異なる日本文化体験を提供している。

7:00~10:00の朝の時間には、ほっと温まるわ乃桂ならではの朝鍋を提供。もつ鍋、水炊き、フグ鍋など、博多の郷土料理を朝から気軽に楽しめる。
お月見ラテや豆腐スイーツを味わう「和カフェ」も

12:00~19:00の昼の時間には、「茶道体験」4,000円、

「抹茶セット(外郎付き)」1,000円~などを提供している。

「わ乃桂オリジナル4種の麹ときな粉」は、オリジナル麹(にんにく、パプリカ、梅)ときな粉を外郎(ういろう)と一緒に好みの組み合わせで楽しめる。

また、「抹茶セット」は自分で抹茶を点てるスタイル。自身で湯を入れ、抹茶を点てる体験ができる。

さらに、和カフェとして「わ乃桂」と台湾人気ブランド「Milksha」がコラボしたラテメニューが新登場。

「お月見ラテ」1,200円は、わ乃桂の満月の様にやさしい甘さとまろやかさで、ほっとひと息つけるお月見仕立てのラテ。

「豆腐スイーツ」は、いちご、黒糖きなこ、はちみつ、抹茶の4種。

「鳳凰ラテ」1,500円は、わ乃桂の入り口にある鳳凰を見立てて華やかで縁起のよい、わ乃桂ならではの特製ラテ。

「鳳凰ラテと豆腐スイーツ」としても提供している。写真は黒糖きなこ。
夜は日本酒飲み比べも楽しめる日本酒バーが登場

18:00~23:00の夜の時間は、日本酒バーを楽しめる。

「日本酒飲み比べ5種」2,000円や、

博多ならではの郷土料理を楽しめる「食事付きコース」を用意。

価格は松が4,000円、竹が3,000円、梅が2,000円だ。
新しい領域にも積極的に挑戦する女将・渡邉桂子氏

女将の渡邉桂子(わたなべかつらこ)氏は、博多区祇園町出身。3歳より日本舞踊を始め、成人後は指導者として活動をしている。古民家カフェの運営を経て、2019年より博多券番に在籍。
「伝統芸能をより身近に感じられる場所を作りたい」という想いから、2023年に川端通商店街に「はかた芸処 わ乃桂」を開業した。2026年、店舗拡張とサービス改訂に伴い「はかた舞娘茶屋 わ乃桂のおもて」としてリニューアル。
着物姿で上品な佇まいながら、メタバースやブロックチェーンといった新しい領域にも積極的に取り組み、伝統文化を現代に合わせて伝えていくことに力を入れている。
今後はリアル・AR・デジタル空間を横断した体験設計も

今後は、体験を「持ち帰る」ことができるAR付きのお土産の展開も予定している。
また、複数の条件を組み合わせることで限定コンテンツが解放される仕組み「Wトリガー」の導入も検討しており、リアル体験とデジタルを融合した新しい文化体験の提供を目指している。

さらに、すでに構築されているメタバース空間との連携により、リアル・AR・デジタル空間を横断した体験設計も視野に入れている。
「はかた舞娘茶屋 わ乃桂のおもて」で日本の伝統芸能を楽しもう。
■はかた舞娘茶屋 わ乃桂のおもて
住所:福岡県福岡市上川端町 4-220 川端商店街内
公式Instagram:https://www.instagram.com/wanoka_omote
公式サイト:https://wanokageidokoro.jp
(佐藤 ひより)